スーパーやショッピングモールに行くと、占いのコーナーを見かけることがあります。
何気なく占ってもらう人がいますが、占いはその方法によって求められる回答が異なるため、そのことを認識していないと、占ってもらう意味が無くなります。
占いはその方法によって、
「命術(めいじゅつ)」、「卜術(ぼくじゅつ)」、「相術(そうじゅつ)」の3つに分けられます。
命術とは
命術とは、生年月日や出生地など、生まれた時点で定められた不変的な情報を基に占う方法のことです。
個人の持つ運命や宿命を長期的に占うことができます。生まれながらにして持つ性格や才能、恋愛・結婚運、金運、職業運などを知ることができます。
命術は人生をポジティブに過ごすためのロードマップを知るためのものですが、1日や1月、1年などの限られた期間を占ってもらうこともできます。
誕生した日で占うため、人間でなくても占ってもらうことができます。
例えば、創業日でもって企業の繁栄を占ったり、創立日でもよってスポーツチームの勝負運を占ってもらったりすることができます。
ただし、自分の持つ運命を占うものであるため、他人の心理や関係性を見てもらうことはできません。
なお、誕生日や創業日は変えることができないため、占いで得られる結果は一生変わりません。
命術が使われる主な占い
- 西洋占星術
- 四柱推命
- 紫微斗数占星術
- 九星気学
- 算命学
- インド占星術
卜術とは
卜術は偶然性を利用した占いです。例えば、その時に出た偶然の事象によって答えを導き出します。近未来に何が起きるのか、右と左のどちらが良いのか、人の気持ちがどのように変化するのか、などを占うのに適しています。簡単な例としては、おみくじが該当します。
卜術は偶然に基づいた占いのため、当然その瞬間だけのものです。時を変えて占うと違う結果が出ることがあるため、遠い未来や人の一生を占うことはできません。つまり、卜術はその一瞬の判断を求める時に占ってもらうものであり、今の状況からより良い方向に進めるためのヒントやアドバイスを得るための占いです。
卜術が使われる主な占い
- タロット
- トランプ
- 水晶占い
- 易占
- 五行易
- 梅花心易
相術とは
相術とは、手相や人相、また名刺や印鑑など、目に見える形の物で占う方法です。人の顔や手のシワ、また山や川など、この世にあるすべての形には本質が現れているというのが相術の考え方です。なお、物の形は月日とともに変わるため、相術では変化していく情報、積み重ねた経験などから将来の運勢や傾向などを占います。
相術が使われる主な占い
- 人相
- 手相
- 墓相
- 印相
- 筆跡占い
- 風水
まとめ
占いはその手法によって、占える未来が変わります。また、個人の持つ不変の情報から占うものや、その時々の情報から占うものもあります。
自分の知りたいことを踏まえた上で、占いの方法を選ぶのが賢明です。
占いはスリリングで楽しい世界!
もしも、初対面で「占い」の話なんかしたら、変わってる人のレッテルを貼られるかもしれません。
「この人、何言ってるんだろう、正気なのか?」と疑いの目を向けられる可能性は大です。
若しくは「ひょっとして、何かの勧誘?」と身構えられてしまうかもしれませんね。
それでも、ある程度親しくなったら話すことができる、使い道を間違えるわけにはいかない危うさを秘めているのに、盛り上がると楽しい、スリリングなものだともいえます。
今回は、そんな占いの楽しみ方について語りたいと思います。
占いを利用して幸せに導かれよう!
占いを信じない人も楽しむことはできる
占いなんて信じない、という人がいます。UFOは信じるのに、科学的な根拠のないものだからという理由で鼻で笑う男性陣は多いです。
ただ、よくよく話を聞いてみると、朝のニュース番組で血液型占いや星座占いで、自分の血液型や星座が上位にあると、ガッツポーズで家を出て行くことはあるようです。
占いとは、信じるか否かというより、その楽しみ方に相異があるのかもしれません。
占いを始める時、そこには何らかの行き詰まりがある
そういう私も、かつては「占いごときで人生を左右されてなるもんか」と考える一人でした。Xファイルでいうと断然スカリー派で、幽霊もいないと思っています。
でも、人生には、自分の力だけではどうにも解決できないような問題も数々起こります。例えば恋愛です。
自分以外の人が絡んでくるのですから、相手の気持ちの揺れ動き、自分はそれに対してどうすればいいの?という場合、何を頼るかというと、まず気心知れた親友、その次は恋愛本という順になるのではないでしょうか。
そしてだいたいその次くらいが占い、若しくは本人に体当たりするという風ではないかと思います。
本人に体当たりをする勇気が無い場合、占いでまず予想を立て、自分の動きをシュミレーションしたり、ああ、こんな考え方もあったか、という想像力を広げる手立てになるわけです。
占いは前進のための一つの手段
勿論、もっと真剣に使うこともあるでしょう。その場合、「良く当る」ことが大事です。
「お願い、神様!」と他の人にすがって解決してしまえ!という時、信じて委ねるのですから、結果が悪かったとしても、「なるべくしてそうなったのだ」と、心が救われなければなりません。
アドバイスでも依存であっても、「心が救われる」ことで前に進めるのは確かです。結論として、占いとは前進するための一つの手段なのです。
本当に当たる占い師や占いの店舗などランキング別で紹介しているので電話占い当たる教科書さんがおすすめです。
当るよりも大切なこと
ただ、人づてに「当る!」からという理由だけで選ぶと、違和感を感じることもあります。
例えば、ネットの無料占いなんかでは、たいてい「あなたの基本的気質」などの項目もあります。
それを読んで、「ああ、なるほど。そうだなぁ」などと一人納得したとしても、いきなり全てを信じるのは危険です。
勿論、無料だからという理由でとことん進むのは構いませんが、人それぞれ「相性」があるように、その占い師さんの気質的なものは若干の偏見ともなり、結果の捉え方・伝え方に差が生じる可能性もあるからです。
例えば、タロットで同じ結果が出たとしても、解釈の仕方はAさんとBさんと同じではないはずです。そこに自分の感情がどう動くのか、を考え合わせればとても大切なことなのです。
占いをして、一番大切なこと
真剣に占いをしていると、自分の期待とは違う結果に意気消沈することもあります。
その占い師さんを信じていれば、「ああ、やっぱり自分ではダメなんだ」と、本気モードで落ち込んだりするものです。
ここが占いの落とし穴といえます。そもそも、占いとは、自分の力だけでは不安だぁ」みたいなところから始まっていることを忘れてはなりません。
それを忘れていると、ただでさえ尋常ではない気持ちに拍車をかけ、「良い結果」が出るまでやめられなくなっていきます。
言うまでもなく、自分が頼りにすべき一番は自分であり、その次には自分のことを最もよく知っている身近な人達といえます。
占い師さんはそこから最も離れている人です。本来、占いとは楽しみながら選択肢を提示してくれる遊びであり、一番大切なのは、自分にとって「やった!」と思えるものを選択肢続けることです。
そして、それ以外の回答を見たなら、自分が喜びを感じない、生かされない道なのですから、信じたり、選び取るべき道ではないといえます。
まとめ・占いは現実を見据えて生きる人のサポート役
占いをしていると、一度くらいは「めちゃくちゃ当ってる!」とびっくりする占いがあったりします。
占いが面白くなるのは、それからかもしれません。そんな時、幾つも幾つも渡り歩いて、占いの虜になってしまっても、大切なのは、あくまで「現実」です。
現実をしっかり見据えて生きることが先決で、そのサポートを的確に得ようと思う時、占いを上手に生かすことができるということを忘れないで下さい。